上賀茂神社の神馬にいつ会える?白馬「神山号」と出会うタイミングを解説

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上賀茂神社の神馬にいつ会える?白馬「神山号」と出会うタイミングを解説 神社

上賀茂神社に行くなら、境内の神馬舎にいる白馬「神山号(こうやまごう)」に会いたいと考える方は多いのではないでしょうか。
せっかく足を運んだのに、神馬がお休みで姿が見えなかったら残念ですよね。日によって出社する時間帯や曜日が決まっているため、事前に知っておくと旅の満足度が大きく変わります。

この記事では、「上賀茂神社の神馬にいつ会えるのか」を中心に、日曜・祝日の出社スケジュールや1月7日の白馬奏覧神事、年間を通じて神馬が登場する主な行事までまとめて解説します。
あわせて、神馬舎の場所や現地でのマナー、混雑を避けるコツも紹介しますので、家族旅行や初詣、午年の参拝計画の参考にしていただければ幸いです。

上賀茂神社の神馬に「いつ会える?」早見表

まずは、一番気になる「いつ行けば神馬に会えるのか」という点から整理しておきましょう。
上賀茂神社の公式案内では、神馬「神山号」の出社時間は次のように示されています。

  • 日曜・祝日・祭典日の 9:30〜15:00頃
  • 場所は二の鳥居前の 神馬舎
  • ただし、神馬の体調や天候によりお休みになる場合あり

また、これとは別に、毎年1月7日には「白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)」という行事が行われます。この日は神馬が特別な装束をまとい、本殿前で御馬飼の儀(おんまかいのぎ)や牽馬の儀に奉仕するため、普段とは少し違う姿を見られるのが特徴です。

午年(うまどし)など、馬に縁の深い年には、神馬や馬モチーフの授与品がいつも以上に注目されますが、「神馬に会える基本パターン」は年によって極端に変わるわけではありません。日曜・祝日・祭典日の出社というベースを押さえたうえで、1月7日や賀茂競馬の日など、特別な日をプラスして考えるとイメージしやすくなります。

日曜・祝日に神馬舎で会う場合の流れ

神馬舎の場所と行き方

神馬舎は、上賀茂神社の二の鳥居をくぐってすぐの広い芝生エリアの一角にあります。大きく「神馬舎」と書かれた木札が掲げられ、前面は開放されたつくりなので、出社している日は遠くからでも白馬の姿が見つけやすいでしょう。

市バスで「上賀茂神社前」バス停に到着すると、道路を渡って一の鳥居をくぐり、そのまま参道を進んで二の鳥居へ向かいます。二の鳥居を通過すると、正面奥に楼門が見え、左右に芝生が広がりますが、神馬舎はそのうち片側(に位置しています。初めて訪れる場合は、参道を進みながら神馬舎の建物や「神馬舎」の表示を探すと見つけやすいです。

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出社時間の目安と会いやすい時間帯

公式案内では、神馬の出社時間は「日曜・祝日・祭典日の9:30〜15:00頃」とされています。
この「頃」という表現からも分かるように、厳密にきっちりしたタイムテーブルというよりは、体調や神事の都合に合わせた柔軟な運用です。

実際に会いに行くときの目安としては、次のように考えるとよいでしょう。

午前中の10:00〜12:00頃は比較的姿を見られることが多く、光も明るいため写真も撮りやすい時間帯です。午後は人出が増える時期だと疲れが出て少し休ませる時間を挟むこともあり、14:30〜15:00近くは片付けに入る場合もあります。
確実性を高めたいなら、午前のうちに神馬舎に立ち寄る計画にしておくと安心です。

なお、真夏の猛暑日や真冬の悪天候の日は、神馬の負担を考えて出社が取りやめになることがあります。そのため、遠方から訪れる場合は、当日朝に上賀茂神社の公式サイトや公式Instagramなどで最新情報を確認しておくと安心です。

にんじんの餌やりや写真撮影のマナー

神馬舎では、神馬ににんじんを奉納できる日があります。籠や箱ににんじんが用意されている場合は、案内に従って初穂料(おこころざし)を納め、その場の係の方の指示に従いましょう。素手で直接口元に差し出すのではなく、手を噛まれないよう注意しながら、ゆっくりと差し出すのがポイントです。

写真撮影は、周囲の参拝者や係の方の邪魔にならない範囲であれば、問題なく楽しめることが多いです。ただし、フラッシュ撮影や大きなシャッター音は馬にとってストレスになる場合があります。スマートフォンのフラッシュはオフにし、連写や大声での呼びかけは控えめにした方が安心です。

子ども連れの場合は、急に走り寄ったり、大声を出して驚かせないように声をかけてあげましょう。柵に身を乗り出しすぎないこと、後ろ脚の近くには絶対に立たないことなど、基本的な安全ルールもあらかじめ伝えておくと安心です。神馬は「見せてもらっている」立場であることを意識し、短い時間でも感謝の気持ちを持って接するのが何よりのマナーです。

1月7日「白馬奏覧神事」で会う場合

白馬奏覧神事の意味と流れ

毎年1月7日に行われる「白馬奏覧神事(はくばそうらんじんじ)」は、年の初めに白馬(青馬)を見ると一年の邪気が祓われるという古い宮中の儀式「白馬節会(あおうまのせちえ)」を神事として受け継いだものです。

当日は、まず神前に七草粥を供え、神馬が本殿の前へ曳かれていきます。ここで行われるのが御馬飼の儀で、神馬は特別な装束「油単(ゆたん)」をまとい、邪気祓いの大豆を食べる所作を行います。普段の神馬舎での姿とは違う、厳かな神事に奉仕する神馬の姿を見られるのが、この行事の最大の魅力です。

当日のタイムテーブルと見学のポイント

白馬奏覧神事は、例年10:00頃から始まります。
午前中の御馬飼の儀に加え、正午・13:00・14:00・15:00にも牽馬の儀が行われ、神馬が境内をひかれながら歩く姿を見ることができます。どの時間帯に行っても白馬と出会えるチャンスはありますが、厳かな雰囲気を含めてじっくり味わいたい場合は、10:00前に到着しておくと安心です。

見学する位置としては、楼門前や橋殿付近が定番です。人出が多い年は少し離れた位置から眺めることになりますが、行事そのものは拝観自由で、境内の様々な場所から白馬の姿を確認できます。冬の京都は底冷えするため、防寒対策はしっかりしておきましょう。特に足元から冷えやすいので、厚手の靴下やホッカイロがあると快適です。

七草粥とあわせて過ごす一日

白馬奏覧神事の日は、境内で厄除七草粥の接待が行われるのも楽しみのひとつです。
数量限定で、午前中からの提供となることが多いため、白馬の奉仕を見る前後でいただくのがおすすめです。七草粥は、無病息災を願う日本の古い風習で、胃にも優しいので冷えた体を温めるのにぴったりです。

一日の過ごし方の例としては、午前10時の神事に合わせて参拝し、白馬の奉仕を見学した後に七草粥をいただく流れが分かりやすいでしょう。午後からは境内を散策し、片岡社やならの小川周辺で静かな雰囲気を味わうと、一年のはじまりにふさわしい落ち着いた時間を過ごせます。

年間の祭典で神馬が登場する主な機会

賀茂競馬・笠懸神事など、馬と関わる行事

上賀茂神社の年間祭典の中には、神馬そのものが必ず出るわけではないものの、「馬との関わり」が特に強い行事がいくつかあります。代表的なのが、5月5日前後に行われる「賀茂競馬(かもくらべうま)」と、10月の「笠懸神事(かさがけしんじ)」です。これらは馬術の妙技を間近で見られる貴重な機会で、境内の馬場を馬が駆け抜ける勇壮な姿が印象的です。

また、9月に隔年で行われる「賀茂の馬まつり」では、馬事安全と慰霊を祈る祭典が行われ、馬体の写生展なども開催されます。馬好きの方にとっては、神馬舎の神山号だけでなく、これらの行事も含めて上賀茂神社を訪れる楽しみとなるでしょう。

久我神社の春祭・秋祭など、牽馬の儀が行われる日

上賀茂神社には複数の摂社・末社があり、その中のひとつ「久我神社」の春祭・秋祭などでは、神馬による牽馬の儀が行われる日があります。春の土解祭や御田植祭とつながる稲作関連の行事、季節ごとの御掃除祭などでも、馬が儀式に関わることがあります。

こうした行事は、上賀茂神社の公式サイトの年間祭典一覧で確認できますが、情報量が多く分かりづらいこともあります。神馬と一緒に行事を楽しみたい場合は、「白馬奏覧神事」「賀茂競馬」「笠懸神事」「賀茂の馬まつり」をチェックしておくと、馬と縁の深い一日を過ごしやすくなります。

神馬と出会う意味とご利益イメージ

厄除け・開運・勝負運との関係

上賀茂神社は、雷のような力強さで厄を祓う「厄除けの神様」として広く信仰されています。そこに奉仕する神馬に会うことは、古くから「邪気を祓い、新しい一年を清らかな気持ちで迎える」象徴的な行為と考えられてきました。特に白馬は、清らかさや神聖さの象徴とされることが多く、白馬奏覧神事の故事とも結びついています。

また、馬は「うまくいく」という語呂合わせから、物事が順調に進む象徴として扱われることもあります。実際、上賀茂神社には表裏あわせて9頭の馬を描いた「うまくいく守」や、馬の姿をかたどった「馬みくじ」「神馬みくじ」といった授与品があり、仕事や勉強、スポーツなど、さまざまな「勝負どころ」を控えた人が求めることも多いです。

午年に訪れるメリット

2026年のような午年は、干支と上賀茂神社の馬のご縁が重なるタイミングとして、特に人気が高まります。午年限定の御朱印や絵馬、馬モチーフの授与品が登場することもあり、記念として授かっておきたい方にとっては絶好の機会です。

とはいえ、午年だけが特別というわけではありません。毎年1月7日の白馬奏覧神事や、日曜・祝日の神馬舎への出社は基本的に継続されており、干支に関係なく神馬とご縁を結ぶことができます。午年は「より賑やかになる年」と捉えつつ、落ち着いた雰囲気を好む方はあえて午年以外の年にゆっくり訪れるのもひとつの選択肢です。

いつ行くのがおすすめ?シーン別モデルプラン

家族でゆっくり神馬に会いたい場合

小さな子どもや家族連れで神馬に会いたい場合は、混雑しすぎない日曜の午前中を狙うのがおすすめです。バスの本数や乗り継ぎを考えると、10:00〜11:00頃に神馬舎に着くようにすると、まだ人出が少なめなことが多く、落ち着いて白馬の姿を眺められます。

神馬舎で少し過ごした後は、楼門から本殿にお参りし、片岡社やならの小川周辺を散策する流れが定番です。お昼は境内周辺の飲食店に立ち寄るか、天気の良い日は川沿いを歩きながら軽食を楽しむのも良いでしょう。子どもが疲れてしまわないよう、滞在時間は半日〜3時間ほどを目安にすると負担が少なくなります。

初詣や午年のピークを避けたい場合

初詣の三が日や午年の正月周辺は、神馬にも多くの参拝者が集まり、境内全体が賑やかになります。混雑が苦手な場合は、あえて1月中旬〜2月、あるいは春や秋の晴れた日曜日を選ぶのも一案です。

この時期なら、神馬舎でのふれあいも比較的ゆったりとしており、写真撮影の順番待ちも短くて済むことが多いです。白馬奏覧神事や賀茂競馬などの行事がない日を選べば、境内の静かな雰囲気を味わいながら神馬の姿をじっくり楽しめます。

上賀茂神社と神馬「神山号」とは?基本情報をチェック

上賀茂神社が「乗馬発祥の地」といわれる理由

上賀茂神社の正式名称は「賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)」です。京都を代表する古社であり、世界遺産にも登録されています。ご祭神の賀茂別雷大神は、神代の昔に北北西にそびえる神山(こうやま)へ天から降臨されたと伝えられ、その降臨の際に「馬に鈴を掛けて走らせよ」という神託があったとされています。馬に鈴を掛けて走らせることで、神様を迎える儀式が整い、無事に降臨が果たされたという伝承です。

このような背景から、上賀茂神社は古くから馬と深い縁を持つ神社として知られてきました。平安時代には宮中行事であった競馬会が当社に移され、「賀茂競馬(かもくらべうま)」として毎年5月に行われています。さらに、弓術と馬術を兼ね備えた「笠懸神事」や、馬事安全と慰霊を祈る「賀茂の馬まつり」など、馬に関わる行事が数多く受け継がれていることから、「乗馬発祥の地」と呼ばれることもあります。

神馬「神山号」のプロフィール

上賀茂神社の神馬は「神山号(こうやまごう)」という名前の白馬です。名前の由来になっている「神山」は、先ほど触れたご神体の山のこと。神様の山の名をいただいた神馬という位置づけで、参拝者にとっては「神様にお仕えする馬」として大切にされています。

現在奉納されている神山号は代を重ねた十代目で、もともと競走馬として活躍し、その後は誘導馬として人前に立つ経験を積んだのち、神馬として奉仕していると紹介されています。普段の世話は京都産業大学馬術部を中心とする関係者が行っており、神社に常駐しているわけではありません。平日は大学の厩舎などで過ごし、日曜・祝日や祭典の日に「出社」してくるスタイルです。

性格は穏やかで人に慣れているとされ、神馬舎では参拝者がにんじんを奉納したり、そっと撫でたりしながらふれあいを楽しむ姿がよく見られます。ただし動物ですので、その日の体調や機嫌によって対応が変わることもあります。後ほど詳しく触れますが、「今日は少し疲れていそうだな」と感じたら、無理に触れず静かに眺めるだけにする心配りも大切です。

まとめ:神馬に会えるタイミングを押さえて、上賀茂神社をもっと楽しもう

上賀茂神社の神馬「神山号」に会うためには、「日曜・祝日・祭典日の9:30〜15:00頃に神馬舎へ行く」という基本パターンと、1月7日の白馬奏覧神事を押さえておくことが大切です。

そのうえで、当日の天候や神馬の体調によってはお休みになることもあると理解し、最新情報の確認やマナーへの配慮を忘れなければ、きっと気持ちの良い時間を過ごせるはずです。白馬に会う体験は、厄除けや開運を願う気持ちを新たにするだけでなく、動物と神社の関わりの奥深さを感じさせてくれます。

旅行や初詣の計画を立てる際には、この記事で紹介したタイミングやモデルプランを参考にしつつ、自分なりのペースで上賀茂神社を楽しんでみてください。神馬との出会いが、これからの一年を前向きに歩むきっかけになれば幸いです。

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